楽になる!痛いところの正しい冷やし方

きっしゃん

2016年02月06日 18:40

みなさんこんにちは。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。(*^_^*)


今日のテーマは

「痛いところの正しい冷やし方と適切な時間」

です!


「冷やす」 とっ言っても、なかなかこれが難しいんです。

実は多くの場合は冷やし過ぎています。


骨折や脱臼、捻挫、肉離れなどのケガをしてすぐの場合と、

腰痛、肩痛、ひざ痛などの慢性の痛みの場合でも、

冷やし方は変わります。



今回は、急なおケガ以外の冷やし方についてご紹介いたします。

(ギックリ腰や、ひどい寝違いにも適応です)



私が推奨する冷やし方は、他の医療機関や、

一般的に知られている冷やし方よりも、

かなり短時間かつソフトです。


というのは、冷やしすぎると血管の縮まりがきつくなり、

血流が悪くなり、治りがかえって悪くなる
と考えているからです。

実際、冷やし過ぎると冷やし過ぎによるハレが出たり、

治りが悪くなったりします。


(私の臨床経験上)


もちろん内出血がひどい時などは、血管を縮ませないといけないので

長時間冷やす場合もありますが、そういった場合はかなり少ないです。



まずは、痛い所が熱を持っているかどうかを判別します。


判別方法はコチラ


わかるようになる!痛い時に温めるか冷やすかの見分け方のコツ!①

http://kishi.osakazine.net/e597428.html

わかるようになる!痛い時に温めるか冷やすかの見分け方のコツ!②

http://kishi.osakazine.net/e597474.html



痛い所が熱をもっていれば、その場所は炎症を起こしています。

炎症とは、火事が起きている状態です。

なので消火する イコール 冷やすと楽になります。


まず、冷やすのに使うものですが、アイスノンや保冷剤で十分です。

もちろん氷のうでも大丈夫ですが、氷のうは冷えすぎるので

私はあまりすすめません。


アイスノンや保冷剤を使う場合も、カチカチに凍った状態のものより

やわらかい状態のものの方が、痛い所にピッタリとくっつき、

ムラなく冷やせるので、やわらかいものが良いです。


冷凍庫に入れてもカチカチにならないタイプのものを使うか、

完全に凍ってしまうものでも、冷蔵でカチカチにならないように

冷やして使ってもらっても大丈夫です。


次に、直接地肌にあてると冷たすぎるので、

肌着や服の上から間接的に冷やすのがオススメです。

私は夏場でも、地肌に直接よりも、タオルで保冷剤を巻いたりして

間接的に冷やすことをします。

服の上からでもけっこう冷やせます。


実は、地肌を直接冷やすのは、けっこう刺激が強いです。


体って本当に敏感です。

強い刺激は逆効果です。

ゆるーい刺激で十分効果があります。




最後に冷やす時間ですが、冬場で10秒~1分、

夏でも20秒~2分
です。


痛みがひどい時や熱が強い場合は、

30分毎とか1時間毎というように、1回の冷やす時間を伸ばさずに

回数を増やすことが大切
です。


長時間冷やすと、血管が縮まり過ぎて血流が悪くなり、

かえって治りが悪くなります。


なので、冷やす手間は増えますが

時間は短く、回数を多く

を強く推奨します。



ただ、冷やすのは、あくまでも対症療法です。



今回お伝えしたことをするだけでも、楽になる痛みは多いです。

ぜひ一度お試しあれ! (^-^)



今日も最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。

\(^o^)/






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