みなさんこんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。(*^_^*)
今日のテーマは
「痛いところの正しい冷やし方と適切な時間」
です!
「冷やす」 とっ言っても、なかなかこれが難しいんです。
実は
多くの場合は冷やし過ぎています。
骨折や脱臼、捻挫、肉離れなどのケガをしてすぐの場合と、
腰痛、肩痛、ひざ痛などの慢性の痛みの場合でも、
冷やし方は変わります。
今回は、急なおケガ以外の冷やし方についてご紹介いたします。
(ギックリ腰や、ひどい寝違いにも適応です)
私が推奨する冷やし方は、他の医療機関や、
一般的に知られている冷やし方よりも、
かなり短時間かつソフトです。
というのは、
冷やしすぎると血管の縮まりがきつくなり、
血流が悪くなり、治りがかえって悪くなると考えているからです。
実際、
冷やし過ぎると冷やし過ぎによるハレが出たり、
治りが悪くなったりします。
(私の臨床経験上)
もちろん内出血がひどい時などは、血管を縮ませないといけないので
長時間冷やす場合もありますが、そういった場合はかなり少ないです。
まずは、痛い所が熱を持っているかどうかを判別します。
判別方法はコチラ
わかるようになる!痛い時に温めるか冷やすかの見分け方のコツ!①
http://kishi.osakazine.net/e597428.html
わかるようになる!痛い時に温めるか冷やすかの見分け方のコツ!②
http://kishi.osakazine.net/e597474.html
痛い所が熱をもっていれば、その場所は炎症を起こしています。
炎症とは、火事が起きている状態です。
なので消火する イコール 冷やすと楽になります。
まず、冷やすのに使うものですが、アイスノンや保冷剤で十分です。
もちろん氷のうでも大丈夫ですが、氷のうは冷えすぎるので
私はあまりすすめません。
アイスノンや保冷剤を使う場合も、カチカチに凍った状態のものより
やわらかい状態のものの方が、痛い所にピッタリとくっつき、
ムラなく冷やせるので、やわらかいものが良いです。
冷凍庫に入れてもカチカチにならないタイプのものを使うか、
完全に凍ってしまうものでも、冷蔵でカチカチにならないように
冷やして使ってもらっても大丈夫です。
次に、直接地肌にあてると冷たすぎるので、
肌着や服の上から間接的に冷やすのがオススメです。
私は夏場でも、地肌に直接よりも、タオルで保冷剤を巻いたりして
間接的に冷やすことをします。
服の上からでもけっこう冷やせます。
実は、地肌を直接冷やすのは、けっこう刺激が強いです。
体って本当に敏感です。
強い刺激は逆効果です。
ゆるーい刺激で十分効果があります。
最後に冷やす時間ですが、
冬場で10秒~1分、
夏でも20秒~2分です。
痛みがひどい時や熱が強い場合は、
30分毎とか1時間毎というように、
1回の冷やす時間を伸ばさずに
回数を増やすことが大切です。
長時間冷やすと、血管が縮まり過ぎて血流が悪くなり、
かえって治りが悪くなります。
なので、冷やす手間は増えますが
時間は短く、回数を多く
を強く推奨します。
ただ、冷やすのは、あくまでも対症療法です。
今回お伝えしたことをするだけでも、楽になる痛みは多いです。
ぜひ一度お試しあれ! (^-^)
今日も最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。
\(^o^)/