入浴後のうずく痛み

きっしゃん

2015年11月30日 21:54

みなさんこんにちは。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。(*^_^*)

今回は、入浴後のうずく痛みについて書いていきます。

「お風呂に入っている時は気持ちがいいんだけど、

少ししてからうずいて寝られへんねん」

こういった経験がある方は少なくないと思います。

この現象は、肩、腰、ひざなど、お体のどの場所にもあてはまります。

なぜこういった現象が起きるのか?

四十肩・五十肩の患者さんを例にとってご説明していきます。

四十肩・五十肩は、どちらも同じです。

正式名称は、

「肩関節周囲炎」

と言います。

読んで字のごとく、肩関節の周囲の炎症です。

この「炎症」というのがクセモノで

温めると、一時的に楽になるという性質があります。

実はこの性質が落とし穴なのです!

温めて楽だと患者さんは

「温めたらいいんだ!」

となり、温めるのが習慣になります。

入浴時間を長くしたり、ホッカイロを貼ったりすると思います。

ですが炎症というのは、温めると火に油をそそぐのと同じで

余計に炎症を強めてしまうのです。

その時は温めることによって、炎症がわからなくなって

気持ちよく感じるのですが、

炎症が起きている場所は温めることにより

熱中症のような状態になり、細胞が壊れてしまいます。

この状態を入浴後にうずく痛みがある方は

知らない間に繰り返しているのです。

結果治るどころかどんどん悪くなってしま、

悪循環におちいってしまいます。

「でも整形外科や、整骨院で温めてくれるよ」

と言われる方もおられると思います。

それで良くなられているのならばそれで正解です。

ですがいっこうに良くならない、むしろ悪くなる場合は、

その治療法は間違いです。

本来人体というのは、適切な場所に適切な刺激が加われば、

少しずつでも改善していきます。

そうでない場合は、何かが間違っているのです。

もちろん重篤なご病気などは、そうではありませんが、

私たちの分野や、整形外科的な疾患はそうであると

私は考えております。

少し過激な事を言っていますが、温めることにより悪くされている方は

けっこうおられるので書かせていただきました。

今回の記事が、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。


今日も最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。

(*^_^*)










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